社会構成主義における「強制」再考

本書はロールズ氏の構成主義に近いが、社会構成主義の中での、定言命法と普遍主義を再考している。

そして本書はこう結論するのである。

たとえ共有者(社会的構築物・共有物)がなくとも、一人においても、「強制」させるものは何もないという帰結である。

 

参考

「理性の構成」     オノラ・オニール 著