2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エミール・ゾラ

レアリズムであるよりも「エクラン」を通して見た方が、良い意味でも、悪い意味でも現実再現に近い。それをよりどころに批評できるからである。 キーワード:エクランの理論(抑制) 参考 「ゾラの芸術社会学講義」 寺田光徳 著

情報学的転回

物質・エネルギーに次ぐ第三の概念として、「観測行為」を重視する現代物理学から提示されたのが、「情報」という概念である。 である以上、情報は生きる意味と直結しており、生命的なものもあわせ持つ。 キーワード:情報学的転回 新実在論 参考 「新 基礎…

エクステリアの改装

生命と惑星の共進化による惑星燃料電池の形成。 キーワード:還元体リザーバー 酸化体リザーバー 参考 「生命の惑星」上下 チャールズ・H・ラングミュアー ウォリー・ブロッカー 著

共和主義者

「政治的自由」が「法律の許すすべてをなす権利」であるのが「法の精神」であるが、同時にこの法律それ自体の制定に働きかけるべく人々が意志を行使する「自由」を想定しているということに本書は着目し展開している。 参考 「共和主義者モンテスキュー」 定…

独占と反独占の戦い

IBMの支配から逃れ、パソコン市場は開花し、マイクロソフトも急成長させた。 この反独占の力は、さらに自由で巨大な市場を生む、と本書の解説(佐々木俊尚氏)は言う。 キーワード:反トラスト法 参考 「巨大企業の呪い」 ティム・ウー 著

公民連携(公共空間)

公民連携は、公共空間で結びつく。 都市の発展を公共空間により整備していくからである。 参考 「イギリスとアメリカの公共空間マネジメント」 坂井文 著

想起

「未来を思い出す」という感覚はなにか。 それは「生きる目的」を見出しているかということである。 この自分だけの意味付けが、その後の人生全体に大きな影響を及ぼしていく。 参考 「自分のままで突き抜ける無意識の法則」 梯谷幸司 著

実現

資源(市場)の働きが、消費と生産を円滑に経済循環させる。 実現はアクティブである。 参考 アクティブ・ラーニングで学ぶ日本の経済」 根岸毅宏 中泉真樹 編著

プロテウス効果とアバター効果

増幅過程である以上、「感じること」も「感じないこと」も、その表象の重要な射程である。 キーワード:プロテウス効果 アバター効果 参考 「感じる認知科学」 横澤一彦 著 内村直之 ファシリテータ

情報ネットワーク化

わかってもらおうとしている情報につなげられる情報(知識)が、相手の頭のなかになかったら、相手の頭の中で新たな「情報ネットワーク化」を起こすことはできない。 参考 「神わかり!頭のいい説明力」 犬塚壮志 著

原理論

創造はいつも罪刑法定主義の前にある自由主義である。 何を自由とするかもこの罪刑法定主義と自由主義の間で後付けされる。 参考 「刑法の時間」 佐久間修 橋本正博 編

同等関係

パフォーマーの世界では、「いかに他人とちがうものの見方をするか」が自分のアイデンティティになる。 キーワード:ありふれた題材 ありふれた景色 参考 「こういう数学のはなしなら面白い」 池田洋介 著