2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

予測可能性

従来のファイナンスでは、証券リターンの予測可能性は、市場が効率的であれば、(利用可能な情報がすべて証券価格に織り込まれていて超過リターンは得れないことから)リターンの予測はほぼ不可能であるはずだ、と本書は言う。 キーワード:選択と期待の合理…

中間商人の排除

本書は、問屋主導型流通から、メーカー主導型流通への転換を、「中間商人の排除」が商品流通に大きな変化を与えたもの、として説く。 参考 「わが国マーケティングの成立」 光澤滋朗 著

近未来(背景美術)

そそり立つ箱物と臨場感ある配線(動線)。 参考 「アニメ建築」 シュテファン・リーケルス 著

回帰(メッセージテクノロジー)

「メディア自体がメッセージである」ということになると、それは個人への責任への回帰を果たすことになる。 参考 「ウンベルト・エーコのテレビ論集成」 和田忠彦 監訳

処理と規範の差異

交通事故負傷者数と自賠責の事故率とでは、動向に違いが生じている。 参考 「交通事故は本当に減っているのか?」 加藤久道 著 「新示談交渉の技術」 藤井勲 泉薫 共著

消費ミニマリズム

分散・分岐・レンタルする消費の中に、消費ミニマリズムの精神は拡大の方向を見せる。 参考 「消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神」 橋本努 著

組合せ論から集合論へ

現代の「問題と解決策」は、いずれも離散的な性質を持つ。四捨五入による誤差やカオス的な振る舞いによって結果が無効になることはない。 参考 「組合せ論の発見」ー古代から現代へー ロビン・ウィルソン ジョン・J・ワトキンス 編著

前史の解釈

人間がコンピュータだったころ、電子コンピュータは、人間の計算係と事務員の役割を合わせ持ったものだった。 参考 「コンピューティング史」(原著第3版) 杉本舞 監訳

自覚的異文化主義と異文化間教育

多元主義のテーマは、新しいものではないが、その現状は今なお危機的な問題である。 異文化の自覚的問題は、自然発生的異文化との大きな差異があるからだ。 参考 「異文化間教育」 マルティーヌ・アブダラ=プレッツェイユ 著

対象となる法領域

「ビジネスと表現活動の複雑な関係」がエンタテインメント法実務にはある。 参考 「エンタテインメント法実務」 骨董通り法律事務所 編