2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アンチ・クリスト

訳者の澤井氏は、魔法は手品であるが、魔術はキリスト教の神以外の力であると。 つまりアンチ・クリストの人力であると。 キーワード:グノーシス説 ヘルメスの術 カバラ主義 参考 「魔法」 カート・セリグマン 著

カウンセリングの現代

カウンセリングはリスクマネジメントである。 現代は心の問題ではなく、暴力の問題と大きく向かい合う。 参考 「カウンセリングで何ができるか」 信田さよ子 著

予感させる温度

「無暖房住宅」は、断熱性を高め、日当たりなどの自然の恵みを活用しようとすることだが、本質は移動しても適度に暖かく、場所による差異という温度差がなく、行動の自由を予感させることである。 参考 「アフロ記者」 稲垣えみ子 著

和風(日本のセンス)

和風は日本のセンスであるから、あらゆる表現力に役立つ。 キーワード:枠を外れる 参考 「和風デザインのつくり方」 Pasto 著

メンタル・ウェルネス

まずは書き出すことから始まる。 有権者の幸福度が結果を左右する選挙。 価値判断を避けて通ることはできないが、毎日の行為を書き出し、自分なりに判断を加えていくことはできる。 ウェルビーング(良好状態)を振り返り、心に再感することはできるからだ。…

教科書

読書は好きだが、国語は嫌いという人は多い。 もし読むことが嫌いになってしまったら、教科書や英語(国語)の勉強をすることに果たして意味があるのだろうか、というのが本書の主旨である。 参考 「読む文化をハックする」 ジェラルド・ドーソン 著

社会像について

ひとは感情に訴えるものだけをつくってきた。 論理主義も同じで、心を動かす構成にすぎない。 ブランドロイヤリティを得て、ブランド・ライフビジョンを掲げれば、社会増を実現することができ、使命感や誇り、連帯感をも感じることができる。 参考 「ブラン…

社会主義に住むということ

社会主義に暮らすということは構成されるということである。 そこで再構成として、所有から共有へ、使用の問題が経済的に表れたのが、 個の理念の抽象化である、コンポジションである。 参考 「ロシア構成主義」 河村彩 著

情熱大陸

本書は秀逸である。 「見ること」を強いるのではなく、運動状態に置くこと、見えるものを移動させ、再認させることが、映画の所作である。 見えるもののなかに移動や動かすことの思考を書き込むこと。 情熱=受難の言説を保ちながら情熱的にそれをやることの…

制度論

経済学も制度論であるなら、物理学も制度論である。 参考 「現代経済学」 瀧澤弘和 著 『「ファインマン物理学」を読む』普及版 竹内薫 著

言語の魅力

言語の魅力は民族を超える。 参考 「ディア・ミス・ヴィーヴァー」 ジェイン・リダデール メアリー・ニコルソン 著 「ヘブライ文学散歩」 母袋夏生 著

情報伝達の現代

現代の包装概念には以下がある。 「パッシブ包装」「アクティブ包装」「インテリジェント包装」「スマート包装」等がある。 包装は情報伝達用ラベルが原点にある。 参考 「包装の本」第2版 石谷孝佑 水口眞一 大須賀弘 著

文化政策

文化政策は政治政策でもあり、保守・革新の分断化でもあるが、うまく機能するとそれを豊かにする。 キーワード:ルイ14世 → ルソーとグリムとディドロ → リュリ派とラモー派 → バロックと古典派 → オペラ・コミック → モーツァルト 参考 「変貌するフラン…

機械学習と行政デジタル化

大量処理の時代は災いではない。 大量の手続きに至れば、24時間機械学習させて合理化の道は自動的に開けて行く。 まず考えるまでにデジタル化を始めることが重要である。 試行錯誤は機械学習がする。 参考 「こうすればうまくいく行政のデジタル化」 石井大地…

会話編

会話の能力よりも計算能力のほうが人を賢くするのか。 心を動かすのはどちらだ。 しかし言葉も数字も嘘をつく。 しかし嘘を完全に見抜けないことは欠点ではなく、社会が発展するうえで重要な意味を持つ。 協力行動とだまし行動には、面白い進化の相関関係が…

改善

「限られた相手」と「密なコミュニケーション」をとり、「社外ネットワークのサイズ」も大きい人が、意思決定も早く、多様なコラボレーションも大きくとる。 そして会議は、外部の人が入ってこそ、「学びの場」に変わることを知っている。 参考 「職場の科学…

アニマルモーション

動きと表面特性は、爬行行動においては、「部分と全体」の同一性を生む。 それは流動化を防ぎ推進力を得る、流体ー構造相互作用だからである。 キーワード:流体力学 参考 「空飛ぶヘビとアメンボロボット」 デイヴィッド・フー 著

言説

本書の言説は豊かである。 風化するまで、本当の死とは見なされない。 時には実際、墓の中にさえも存在した。 古代ローマの死者は、生者の領域を超えたところへ安全に追い払われた。墓地は都市の境界線の外側に築かれた。 初期ユダヤ教は、死者の運命につい…

社会移動のための教育

本書は下記の点から改革の改革を吟味する。 「全体にとっての社会の進化と社会移動のための最大の推進力」とは何か。 教育が社会を補償できていることとは何かである。 参考 「学力工場の社会学」 クリスティ・クルツ 著

「隠れた変数」の生い立ちについて

マッハからヘルツに通じる道があった。 それは作用と力というものを表に出さずに、観測にかかる時間、空間および質量のみを用いて「力学」を定式化し、「力」はその理論の基本法則から逆に導き出そうというこのであった。 それ故、力は数学的補助手段として…

実在の後押し(数学と言語)

実在は、われわれのところにやってくる洞察を我々が信頼するとき、知られるようになる。 数学が物理学を後押しするように、言語化された指示内容が存在することは多くの前提である。 キーワード:知解を求める信仰(アンセルムス) 批判的実在論 参考 「科学…

幾何学の測定

人間の共同性が増大したところで、客観的世界の果てが、「地球や宇宙」も全体として見られる、かつ住処となる。 こうして普遍的(全体的)なものは構成(認識)された。 しかしそこには全体以前の普遍的なものという構成がまだ残されている。 それが、支配は…

交渉の学(民俗学)

谷川氏はこう言う。 「民俗学は神と人間と動物の交渉の学である」と。 その存在の学ではなく、「交渉の学」ということが新しい。 キーワード:遠野物語 参考 谷川健一コレクション6「孤高と誇り」 谷川健一 著

精神としての身体

都市は誰のものか? いままでは、「市民社会論」や「コミュニケーション論」が置かれることの多かった担い手は、もはや都市は「身体」のものだという精神に変わりつつある。 キーワード:アーバン・スタディーズ 参考 「都市に聴け」 町村敬志 著

予測と認識の難しさ

ドイツが戦争に負けたのは、硝酸塩をつくる技術とはあまり関係がない。 イギリスが海上封鎖を強化したことと、アメリカが敵のリストに加わったことが大きな要因だった。 エネルギーの所在は狙われれば終わりであるが、策は自由エネルギーを都度収集できる。 …

コンパクト・プラス・ネットワークの発想

「都市再生特別措置法」と「地域公共交通活性化再生法」によるまちづくりの推進と、横の人財育成。 キーワード: PPP/PFI(事業手法) DBJグループ 参考 「地域創生と未来志向型官民連携」 日本政策投資銀行 日本経済研究所 編著

全体と個

人は人と交渉することを通じて、一人ではとうてい持つことができない大きな力を発揮する。そしてそれが多様な形で重層していくと、ついには巨大な能力を持つようになる。 これは集合と集合の元の関係であり、これがあるときは世界であったり、ある時は宇宙で…

プログラム評価

人に格差社会があるのではなく、人それぞれの物に対する認識の争いが、物に対する認識の違いが、人びとを争わせているのである。 キーワード:科学的認識論 アルゴリズム 認知心理学 参考 「プログラム評価ハンドブック」 山谷清志 監修

個人の多様な選択肢と自律

出自体系は縦の糸、年令体系は横の糸であり、相互に補強しあってその成員を厳密に組織立てている。 参考 生態人類学は挑む1「動く・集まる」 大塚柳太郎 編

ドラマ

無駄はないドラマ。 フジテレビ系ドラマ「知ってるワイフ」 TBSテレビ「火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』」