眼の精神

本書は秀逸である。

創造的になるには、認知世界は閉じている。

ゆえに外からの示唆が必要だ。

それが眼である。

眼球が動かないと意識化されない。

ゆえに見えないものでも意識化されうるとも言える。

二点弁別はそのために有効であると本書は言う。

例えは、自分の鼻を見て、口を見る。

鏡を見ながらでなく、イメージ(想像)として眼を動かす。

その距離感(鼻⇔口)のイメージ移動が認知である。

また触知においては、まず上唇と下唇を一つの唇とイメージし、それを開くイメージと閉じるイメージにすること、それは認知において意識化において、重要な訓練となる。

 

キーワード:健康 制御 布置

 

参考

「表現する認知科学」     渡邊淳司 著  内村直之 ファシリテータ