傷ついた世界空間論

本文よりー

*戦争を歴史の「痛み」ではなく、「恥」と考える家父長的で非人間的な態度こそが、本当に恥ずかしいことなのだ。

*傷ついた歴史を治療できないまま、ただ古建築業者のように、その懐を修復で温めているだけではないのか。

*たぶん傷は依然として未完であり、造園が上手くいって花が咲き乱れていても、墓地は依然として悲しい空間なのである。

 

参考

「韓国スターデイーツアー・ガイド」     韓洪丸 著