世界のひろがり
「マララのまほうのえんぴつ」 作 マララ・ユスフザイ 絵 キャラスクエット
書いたものを目の前に出現させる魔法のえんぴつは現実には無いが、しかし彼女にとって、学ぶこと、書くこと、伝えることこそが魔法だった。そしてそれは世界をのちに、大きく揺らすこととなった。
「やまとあな」 文 カイル・ミューバーン 絵 ヴァサンティ・アンカ
山と穴が並んでいると、穴から生まれた山、山から生まれた穴のように見えました。そしてそのうち、たがいにあこがれをもった山と穴は、モグラに頼んで、山を穴に、穴を山に、してもらうことによって、お互いがよくわかるようになりましたというお話です。
「ミュージック・ツリー」 作 アンドレ・ダーハン
夏の夜、”ぼく”が月明りの下でバイオリンを弾くと、こぼれ落ちた音色を、ウサギのロージーが拾い集めて、届けてくれます。
参考
「絵本で世界を学ぼう!」 吉井潤/柏原寛一 著