政府施設

タイポグラフィーを張り付けるだけで、カレンダーは「未来」に設定される。

舞台を未来に設定することにおいて、タイポグラフィーはかくも効力を発揮しているため、現実生活でこのタイプフェイスを見かけるたびに、居住地としての現在は、何らかのディストピア的未来へ移送されてしまったのではないかと思えてしまうのである。

 

参考

「SF映画のタイポグラフィーとデザイン」      デイヴ・アディ 著