代数的幾何学の誕生(地球上の人間原理)

地球儀に線分は書けない。もし三角形を書くとすれば、三辺は大円弧、つまり地球の中心を通る平面の切り口でできる大円の一部に置き換える。

つまり歴史上ニュートンが出て、物理も数学も地球上で考えると言う人間原理が生まれ、やがてガウスやリーマンやオイラーが出て、物理と数学を「記号」で再統合(代数的幾何学)して行くのである。

つまり負や虚な表現の幾何学的、そしてそれが物理的応用に見出されいくに従って、理論主義者は、「代数」に対するますます大きな信頼を寄せていくのである。

 

キーワード:線形代数 複素数 ベクトル トポロジー

 

参考

「曲がった空間の幾何学」       宮岡礼子 著

「数学をつくった天才たち」       立田奨 著

「負の数学」   アルベルト・A・マルティネス 著